【富山】高岡に医療的ケア児の拠点施設 「くるみの森」オープン

北日本新聞  2018年5月7日

 たんの吸引や胃ろうなど日常的に医療行為が必要な子ども(医療的ケア児)と保護者のための拠点施設「くるみの森」が6日、高岡市佐野にオープンした。看護負担を抱えて孤立しがちな母親が働くことを支援し、社会とつながる場を確保することを狙う。
 NPO法人くるみ(岡本久子理事長)が、日本財団の「難病の子どもと家族を支えるプログラム」の支援を受けて開いた。
 新施設は木造2階建て、延べ約440平方メートル。2階を児童発達支援の施設とし、児童発達支援サービスと放課後等デイサービスを展開する。1階にはカフェや研修室を設けて市民に開放。ママカフェや赤ちゃん教室など柔軟なサポートを行い、地域との交流機能を持たせた。カフェは職業訓練の場とし、チョコレートやサンドイッチの製造にも取り組む。総事業費は約1億3千万円。
 開所式で岡本理事長があいさつ。日本財団の吉倉和宏常務理事、高橋正樹市長、知的障害のある子の親らでつくる「県手をつなぐ育成会」会長の四方正治県議がそれぞれ祝辞を述べた。吉倉常務理事は福祉車両を寄贈した。
 医療的ケア児は、預け先確保など家族の看護負担の軽減などが課題となっている。母親が看護することが多いが、預け先が少なく、仕事を諦めざるをえない状況もあるとされる。
 問い合わせはくるみの森、電話0766(54)5703。

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