NCの役割に「ナショナルレジストリの構築・共有」  厚労省

Medifax digest 2018/7/3

4回目の会合を開いた「NC在り方検討会」、29日、全国都道府県会館
 厚生労働省は29日に開いた「国立高度専門医療研究センター(NC)の今後の在り方検討会」に、NCの今後の役割を考察した「たたき台」を示した。研究開発と医療提供を主な柱とし、研究開発では「全国民規模のナショナルレジストリの構築と、NC間の共有」などを掲げた。
 厚労省は過去3回の会合で出た意見を踏まえ、NCの役割に関するたたき台を示した。研究開発については大学など他の研究機関で十分に取り組めない分野を担うとし、具体例として大規模なナショナルレジストリの他、▽難治性・希少性疾患の病因・病態の解明や予防・診断・治療方法の確立▽国の医療政策に対する提言や、診療ガイドライの作成・改訂に役立つ研究開発―などの基盤的研究を中心的課題として取り組むとした。
 医療提供については、これまでと同様に、高度専門医療の提供と各専門領域の全国の診療水準向上という2つの役割を担うと指摘。その場合に「高齢化に伴い合併症を持つ患者が増えてきているなど時代の変化を踏まえた病院機能の在り方を考える必要があるのではないか」との問題意識を示した。
 そのほか、人材育成や国民への情報発信強化なども盛り込んだ。
 厚労省はまた、NC6施設で受診する患者の地域性や、医業未収金の状況、外部資金獲得状況、知財管理者、リサーチ・アドミニストレーターの配置状況を調べた資料を提出。外部資金の獲得状況は、がん研究センターが圧倒的だった。
 議論では、レジストリのビッグデータを共有することの重要性を指摘する意見や、検討会が結論を出した後に、NCがその内容を実現できるよう、運営方法まで一定程度は具体的に示すべきという声が上がった。

●取りまとめ、年内に変更
 検討会が報告書をまとめる時期については医政局医療経営支援課の樋口浩久課長が「これまでは10月と言ってきたが、もう少し時間が必要。年内を目指したい」と修正した。

【関連資料】
国立高度専門医療研究センターの今後の在り方に関する検討会【次第、資料1】PDF
 http://mfd.jiho.jp/servlet/mfd/related/pdf/1226887093474.pdf
国立高度専門医療研究センターの今後の在り方に関する検討会【資料2(その1)】PDF
 http://mfd.jiho.jp/servlet/mfd/related/pdf/1226887093487.pdf
国立高度専門医療研究センターの今後の在り方に関する検討会【資料2(その2)~3、参考資料】PDF
 http://mfd.jiho.jp/servlet/mfd/related/pdf/1226887093420.pdf

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