【静岡】聖隷浜松病院、てんかんの「オンライン専門外来」 東海地方で初

中日新聞  2019年8月19日

 静岡県浜松市中区の聖隷浜松病院てんかんセンターが、パソコンやスマートフォンを使ってビデオ通話でてんかんを診療する「オンライン専門外来」に取り組んでいる。居住地域に専門医がいない患者に受診の機会を提供し、身体的、経済的な負担を減らすことができる。全国では4カ所目で、東海地方では初の試みとなる。
 同病院でてんかんの診察を受けたことがない人が対象。患者は医療ベンチャー企業「メドレー」(東京)が提供する専用アプリ「クリニクス」を使って予約し、榎日出夫(えのきひでお)センター長(57)がパソコン画面を通じて約20分間、患者と対面する。
 てんかん発作は他の病気の症状と似ているケースがあり、診断が難しいが、発作の状況などを聞き取ることで、的確なアドバイスができるという。「セカンドオピニオン」にも対応し、患者のかかりつけ医に診察結果を伝える。
 てんかんのオンライン診療は2018年度に公的医療保険の適用対象となったが、「対面診療の補完」という位置付けのため、3カ月に1度以上の通院が必要とされるなど条件が厳しい。オンライン診療を求める遠隔地の患者が、多額の交通費を使い、移動中の発作を心配しながら通院するのは現実的とはいえず、同病院は保険適用ではなく自由診療の形でサービスを開始した。1回当たり1万800円で、クレジットカードで事前決済する。
 6月に開始して以降、7月末までに利用した患者は1人。「かかりつけの病院で治療の開始を勧められているが、本当に開始すべきか悩んでいる」という相談があったという。今後、学会や講演会、患者団体で取り組みを紹介し、周知を図っていく。榎センター長は「時間や距離、費用の制約によって専門の治療を受けられない人たちの手助けになれば」と話している。

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