引きこもり相談体制拡充 専門家らによる支援団体

共同通信 2019年6月18日

 引きこもりの子が50代、親が80代で困窮する「8050問題」などに対応するため、専門職らでつくる一般社団法人「OSDよりそいネットワーク」(東京)は相談体制の拡充やカウンセラー養成に取り組むことを決めた。
 OSDは「O」(親が)「S」(死んだら)「D」(どうしよう)の意味。同ネットはKHJ全国ひきこもり家族会連合会前代表の池田佳世(いけだ・かよ)さんが理事長となり、2017年7月に設立した。臨床心理士や税理士らが、引きこもりの長期化・高年齢化に伴うさまざまな問題について、当事者や家族らの相談に乗っている。
 内閣府は3月、40~64歳の引きこもりが全国に61万3千人いるとの推計値を公表。同ネットは中高年の引きこもり支援を充実させるため(1)専門カウンセラーの養成講座(2)当事者らの居場所づくりのため、インターネットで資金を募るクラウドファンディング(3)就労支援で企業と協力―の3項目に取り組む。
 対象は引きこもりだけでなく、さまざまな生きづらさを抱える人にも広げる。馬場佳子(ばば・けいこ)理事は「引きこもりに理解がある方々をもっと増やしていきたい」と話している。

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