【香川】県医師会:婚活支援 開業医、後継ぎ不足で 昨年度は廃業24件 2月の「お見合い」40人参加

毎日新聞  2019年5月8日
 開業医の「後継ぎ」を確保して閉院を回避し、地域の医療拠点を守ろうと、県医師会(久米川啓会長)が医師やその家族を対象にした結婚支援事業「県医師会がステキな出会い応援します!」に取り組んでいる。県医師会は「開業医の子が医師でなくても、結婚相手が医師であれば後を継いでくれる可能性がある」としており、「後継ぎ不在」に悩む開業医の「処方箋」となるか注目されている。 県医師会会員1906人(4月1日現在)のうち、病院や診療所を営む開業医は717人(同)と約4割にあたる。厚生労働省の統計によると、県内診療所の開設者または代表者の平均年齢(2016年調査)は61・8歳で、全体の4割弱が65歳以上だ。 県医師会によると、国民皆保険制度が確立された後の1960年代後半から70年代後半にかけて開業医が増加し、地域医療を支える「かかりつけ医」として活躍してきた。ところが、この頃に開業した医師の高齢化が進み、後継ぎがいないといった理由で閉院する事態が徐々に増加。県医務国保課によると、廃業した県内の病院や診療所はここ数年間は年15件前後だったが、2018年度は24件に達した。 一方で、2004年に導入された新研修医制度により、自由に臨床研修の場を選べるようになったことから、患者や症例数の多さで総合病院のある都心部に出る若い研修医が増加。これにより人材が県外に流出し、県医師会は結果的に、地方では「適齢期」にあたる独身医師の絶対数が減ったと危機感を募らせている。 そこで県医師会が積極的に仲介して出会いの場を作ろうと、久米川会長が支援事業を提案。会員の未婚の子やきょうだい、県外の独身医師も対象にし、後継ぎがいない開業医の子と県内の地域医療に携わることを希望する医師との出会いの場にもなればと、事業を始めた。 今年2月に初の“お見合いパーティー”を高松市内で開催したところ、男女合わせて40人が集まり、男女が連絡先を和やかに交換するといった場面もあったという。医師会はその後のカップル成立を追跡調査していないものの、手応えは感じているといい、今後も年に1、2回ほどのペースで開く予定だ。 久米川会長は「多忙で出会いの場が限られる医師は男女ともに多い。婚活支援という形で、地域医療を支える人を増やしたい」と話している。

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