蘇生受けず、みとるはずが… 気が動転し救急車呼ぶ家族

朝日新聞 2018年9月8日

 回復の見込みがないならば心肺蘇生は受けず、穏やかな最期を迎えたい――。こんな思いを持つ人が増える中、昨年だけで全国の5割超の消防本部の救急隊が出動後に、心臓マッサージや人工呼吸などの中止を家族らから求められていた。救急車はなぜ、呼ばれたのか。
 埼玉県所沢市など5市を所管する埼玉西部消防局は昨年、蘇生を望まない患者の意思が示された際の手順書をまとめた。まず心肺蘇生を始め、かかりつけ医に連絡して指示があれば蘇生をやめる。今年8月までに14件が対象になり、うち8件で中止。トラブルは今のところないという。
 担当者は、「家族がかかりつけ医から患者を病院に運ぶように言われ、運べずに救急要請するといった状況がある」。また、家族が本人やかかりつけ医と話し合い、みとる方針を確認していても、「何とかして欲しい」と家族らが救急車を呼ぶケースもあると言う。「心の準備をしていても、受け入れがたいところがあるのではないか」

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