【秋田】難病ALS患者向けホーム開設へ 県出身者が支援募る

秋田魁新報 2018年7月19日

 秋田県由利本荘市石脇出身で筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の清(せい)しお子さん(64)=旧姓太田=が、現在住む静岡県富士宮市にALSなど特定疾患患者を対象としたグループホームを開設する計画を進めている。建設予定地の土地整備費を集めるため、インターネットで資金を募るクラウドファンディング(CF)のウェブサイトを開設。200万円を目標に8月22日まで募っている。
 ALSは体を動かす神経が徐々に侵され、全身の筋肉が動かなくなる難病。症状が進むとのみ込みや呼吸も困難になる。有効な治療法がないため、患者は基本的に自宅療養となり、家族には24時間の医療的ケアが求められる。

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