エージェント(職業紹介業者)を使うということ
すごく久しぶりにブログ書きます。
covid-19で色々予定外のことが急に起きて、諸々急激な変化が起こってるなぁ… と思っています。
デフレというかじんわりと所得格差が進んでいて、コメディカルが安定かつ相対的に「ゆとりのある層」としての給与所得者になってきたのだな…。と思う今日この頃…。
かつて私は会社員をしていたのですが、エージェントを使う時、というのは主に外資系企業などが、公募されてないが実は適任者を密かに探している… といった時に、外国人のエージェントがダイレクトに(私の)携帯に電話をしてくる、といった感じで利用するものだとばかり思っていました。
定期的に、市場における自分の価値を計る意味で、緩やかに複数のエージェントと軽~いつながりを維持していま(す)した。今も時々電話がありますが、もう会社員をするつもりはないので余程関心を持てない限りスルー(ゴメンナサイ💧)しています。
前置きはこのくらいにして…
何が言いたいかと言うと、コメディカル(というか医療の)市場は、特にcovid-19な今、エージェントを使ってまで探すような市場ではないということです。どうしてかと言うと概ね売り手市場だからです。コメディカルの特に看護師は常に不足しています。だから(どんな時も職にあぶれない)看護師という資格をとったという人も少なからずいるのではないでしょうか? (余談ですが、専業主婦が母子家庭になって職安に行くと看護学校への進学を勧める、というのを職安の方に聞いたことがあります)
ダダより高いものはないのです。エージェントは仕事を紹介することで、採用する側(例えば病院やクリニック、訪問看護ステーションなど)から年収の3割とかを手数料で受領しているのです。エージェントを使って職探しをする、ということは、入職する前から自分がこれから所属する組織を経済的に圧迫するということに他なりません。
さらに言えば、直接関心のある施設にアプローチする方がいたとして、その方と全く同じスペックであれば、どう考えたってエージェントを介して職探しをする方を採用する側は採用しません。
すなわち、無駄に採用されにくい状況を自ら招いている、ということに気がついて欲しいと思います。
訪問看護ステーションを含む医療機関は国が定めた診療報酬を元にその運営をしています。エージェントを使ってまでスタッフを採用したいといった所は、余程切羽詰まっていると考えられ「猛烈に忙しい」、あるいは「持続的な運営についてあまり明るくない方が支配している」かのどちらかだと想像してしまいます。前者の場合、入職しても早々に疲弊して退職。後者の場合は、安定経営は望めないので近々職場は経営破綻をするでしょう。
完全に雑学ですが、皆様のお仕事探しの一助となれば幸いです。
最近、エージェントからの営業が多いので、もし弊ステーションにご関心がある方がおられましたら直接連絡いただきたく存じます。
仲間募集中
週1回1時間から働ける柔軟で明るい職場で、子育てママや社会人学生も在籍。
すぐに考えていないけれど、少しでも御関心があれば、とりあえず雑談させて下さいませ。