医療的ケア必要な子どもへの災害時の対応 マニュアル公開
NHK 2019年10月28日
台風19号の被害を受けて、小児医療の専門家などで作る団体は、医療的ケアが必要な子どもやアレルギーやぜんそくのある子どもたちへの災害時の対応をまとめたマニュアルをホームページで公開し、活用を呼びかけています。
マニュアルは医師や研究者など、小児医療の専門家で作る「小児医学研究振興財団」のホームページで公開されています。
人工呼吸などが必要な医療的ケア児のためのマニュアルでは、医療機器の電源を確保するための工夫として、蓄電池を使うほか、自動車にあるソケットやUSB端子から電源を取る方法が、写真や注意点とともに紹介されています。
また、電源が確保できない場合は、人工呼吸器の代わりに肺に空気を送り込む蘇生バッグと呼ばれる医療機器を使用することや、たんの吸引を、注射器とチューブをつないで行う方法も紹介されています。
さらに、ぜんそくのある子どものためのマニュアルでは、煙やがれきからの粉じんを吸わないよう、マスクやきれいなタオルを口に当てることや、食物アレルギーがある子どもについては、アレルギーがあることを書いたシールを胸に貼って、食べられないものを示す方法があることなどが書かれています。
小児医学研究振興財団は「マニュアルには災害時に注意すべき大切な情報がまとまっている。避難所運営に当たる人や、これからボランティアに向かう人など、子どもと関わる多くの人にも見てもらいたい」と呼びかけています。(小児医学研究振興財団ホームページ)http://www.jfpedres.or.jp/
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