カケハシ 電子薬歴システム「Musubi」導入先の薬局法人内でデータ連携

ミクスオンライン 2019/09/10

 次世代電子薬歴システムを提供するカケハシ(本社・東京都中央区、中尾豊代表取締役CEO)はこのほど、同一法人内の薬局間でデータ連携を開始したと発表した。同社が開発した電子薬歴システム「Musubi」を導入することで、同一法人内の薬局を訪問した患者の薬歴や処方情報を別の薬局の薬剤師が確認できる。同社はこの取り組を通じ、「良質かつ適切な医療の効率的提供に向けた医療情報連携を推進したい」と強調している。
 次世代電子薬歴システム「Musbi」は、薬剤師と患者のコミュニケーションをサポートするツールとして2017年8月にリリースされた。薬剤師は患者と一緒にMusubiのタッチ機能付きの端末画面を見ながら服薬指導を行い、その内容を薬歴のドラフトとして記録できる。これにより、服薬指導とは別に毎日数時間を要していた薬歴記入の業務負担を大幅に削減することが可能となる。
 今回は、同一法人内の薬局で「薬局Aに通っていた患者が初めてB薬局を訪問した際に、薬剤師はMusubiを通じて薬局Aでの登録情報を確認できる」としている。同社は、国の推し進める地域包括ケアシステムの拡大を見込み「将来的には地域の薬局と他医療機関との連携を推進したい」と強調している。

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