【東京】医療ケア児に専門シッター  NPO、東京で9月から

Medifax digest 2019年8月2日

 人工呼吸器や胃ろうなどを日常的に使用する「医療的ケア児」専門のシッター事業を、認定NPO法人フローレンス(東京)が9月から東京都内で始めると7月31日発表した。訪問看護などには時間制限があるため、シッターを利用することで「ケアする親に休息を取ってもらいたい」としている。
 医療的ケア児は推計約1万8000人。医療の進歩で近年増加している。重い障害のある人は24時間の重度訪問介護を利用できるが、原則として18歳未満は対象外となっている。
 フローレンスのシッター事業は都内23区に住む0~18歳が対象で、約30世帯の利用を想定。公的医療保険の訪問看護は1回当たり30~90分が標準であるのに対し、看護師をシッターとして3時間程度派遣する。シッターも公的支援の一つとして利用できる。
 フローレンスの駒崎弘樹代表理事はこの日、厚生労働省で記者会見し「子どもから一時も目を離せず、緊張感の中で暮らす親たちの休息につなげたい。同じ事業モデルが全国に広がっていってほしい」と話した。

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