朝日新聞　 2019年4月3日
　今年７月に全面開業する兵庫県丹波市氷上町石生の市健康センター「ミルネ」で、訪問看護ステーションが先行して業務を始めた。３月末に閉院した柏原赤十字病院（同市柏原町）の業務を引き継ぎ、看護師らが市内に暮らす６０歳以上の人の自宅を訪れて介護支援や床ずれの処置、血圧測定などにあたる。　２日に開所式があり、ステーションを代表し、ミルネ訪問看護課長の上田サユリさんが「地域のみなさんの身近なパートナーとして信頼していただけるようスタッフ一同努力していきます」とあいさつした。　勤務するのは看護師６人、理学療法士２人の計８人。うち７人は柏原赤十字病院から移り、病院で担当していた市民約６０人を引き継いだ。問い合わせはミルネ訪問看護ステーション（０７９５・８８・５６７２、平日午前８時半～午後５時１５分）。　ミルネは介護や健康診断、成人病予防などに取り組む施設として市が建設した。隣には柏原赤十字病院と県立柏原病院の統合による新病院「県立丹波医療センター」ができ、７月に開院する。

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