“介護一歩手前”がわかる 高齢者の状態を測定する機器開発

NHK 2019年1月29日
 高齢者が介護を必要とする手前の「フレイル」と呼ばれる状態にあるかどうかを素早く測る機器が開発され、メーカーは測定結果を受けて運動などを行うことで、介護の予防につながると期待を寄せています。 「フレイル」は運動機能などが低下した高齢者が介護を必要とする一歩手前の状態のことで、健康を維持する目安として、5年前に日本老年医学会が提唱しました。 今回、健康機器メーカーの「タニタ」が開発したのは、フレイルの状態かどうかを判断するのに必要な、筋肉の量や体のバランス感覚などを測る機器です。 主に医療機関や公共施設で使うことを想定していて、体重計のような機器に乗り、備え付けの持ち手を握ることで、足の裏や手のひらから微弱な電流を流す仕組みです。 これまでの機器では、測定したあと医師などが計算をして判断していましたが、今回の機器の測定結果を使えば、より素早くフレイルかどうかわかるということです。 メーカーは本人や家族が早く知って、その後、運動などを行えば介護の予防につながると期待を寄せています。 タニタ・開発部生体科学課の深山知子さんは「超高齢社会になって健康寿命が大事になっている。多くのお年寄りが健康に老後を過ごせるようにつなげていきたい」と話していました。

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