Medifax digest 2019年1月11日 
増税改定、DPCでの対応を確認＝9日、TKP市ヶ谷カンファレンスセンター　厚生労働省は9日の中医協・医療機関等における消費税負担に関する分科会で、消費税率10％への引き上げに伴うDPC/PDPSでの上乗せ分について、前回引き上げがあった2014年度改定と同様の手法で対応することを提案した。入院基本料、薬価、材料価格について、出来高の上乗せ相当分を包括点数と係数に含める。その際、改定後の薬価、材料価格を踏まえて設定する。委員から意見はなかった。　設定に向けた調査は実施せず、18年4月の包括点数設定や19年4月の係数設定で使用した実績や手法を基本とし、入院基本料、薬価や材料価格について、出来高の上乗せ相当分を包括点数と係数に含める。通常改定では改定前の医科点数や薬価に基づき包括点数や係数を設定しているが、今回はデータの処理期間などを確保できるため、改定後の入院基本料、薬価、材料価格を踏まえて、包括点数や係数を設定する。
●訪問看護管理療養費を引き上げ　消費税率8％から10％への2％分の訪問看護の改定財源は約6億円。補填対象項目は訪問看護ステーションが算定する「訪問看護管理療養費」とする。上乗せ金額は項目ごとに一定程度の金額差を設ける。

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