【栃木】口腔機能保ち健康長寿 栃木・鹿沼市、歯科医師会と県内初の委託契約 国保65歳対象に健診
下野新聞 2018年8月21日
【鹿沼】口腔(こうくう)機能の低下に早めに気付き、対応してもらおうと市と鹿沼歯科医師会(相馬英人(そうまひでひと)会長)は、市役所で「市国民健康保険オーラルフレイル予防歯科健康診査」の委託契約に調印した。65歳になった国保の被保険者が対象で、歯や口の機能の虚弱(オーラルフレイル)をチェックし、健康長寿をサポートするのが狙い。市や同医師会によると、オーラルフレイル予防に着目した国保の歯科健診は県内初の取り組みで全国的にも珍しいという。
健康寿命との関係で「フレイル予防」の重要性が近年、注目されているという。その中でオーラルフレイルは滑舌低下、食べこぼし、かめない食品が増えるなど症状が比較的目立たず、見逃しやすいという。
歯科健診内容は10項目で反復唾液嚥下(えんげ)テスト(ごっくんテスト)などが含まれている。対象者は前年度65歳になった約900人で本年度の健診期間は9月1日~来年3月末まで(2019年度は5月から)。費用は1人5千円だが、受診者の負担はない。対象者には今月中に受診券が郵送され、被保険者が市内の歯科医院に電話予約する。
市は13年に「歯と口腔の健康づくり推進条例」を制定。15年9月からは健康寿命を延ばすため、75歳になる市民に9項目の歯科健診を受けてもらう市後期高齢者医療歯科健診事業などにも取り組んでいる。
調印式で佐藤信(さとうしん)市長は「健康寿命の視点から大いに期待、感謝している。一人でも多くの市民に受診してもらいたい」などとあいさつ。相馬会長は「衰えは口に現れる。早めの発見、気付きが大切。要介護、要支援を予防するため総力を挙げて取り組みたい」と述べた。
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